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最近では中国関係のニュースを聞かない日がないほどになってきました。
特に7月1日からの個人観光ビザの要件緩和によって急激に増えた中国人観光客のニュースも聞かれるようになってきました。

そういった流れの中で昨日出たニュースの一つ

中国人向けビザ一段の緩和も 前原国交相が観光相会合で表明
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100822/plc1008221725004-n1.htm(リンク切れの可能性もあり)
という記事の中で

前原氏は「中国語の通訳や案内標識など、日本側の受け入れ態勢が不十分である問題を指摘。」

という文言がありました。
このニュースを受けて、twitterの一部でこの「日本国内での中国語の案内標識」についての話題が盛り上がっているのをみて、約5ヶ月間中国(内陸部中心ですが)旅した人間として

逆に中国での日本人観光客向けの案内標識はどうだったか?(ネタ的な意味で)

と思ったため、ネタを交えながら、「不」真面目に分析してみようというのが今回の記事の主旨です。

※ネタ記事に近いので肩の力を抜いて期待値を下げつつ読んでください。写真も地味です。
(なぜならネタになるような案内標識でもない限り写真なんか撮らないから)

まずは日本人観光客も多い上海の「田子坊」の案内地図

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↑英語との併記ですが、そもそも英語ができない年代の日本人はあまり来ないかもしれません。
まぁトイレの位置はアイコンでわかりますし。


次は水の街「蘇州」の案内標識

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↑日本人観光客も多いエリアだけあって日本語併記です。
が、理解するのに時間掛かる上に若干「??」が頭の上に浮かびます


引き続き蘇州の某庭園の案内標識

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↑場合によっては中国語の簡体字を繁体字に直す簡単なお仕事だったりするんですが
良く見ると「トイレ」が「トイし」に…
「今の位置」って表現もちょっとおかしいかも…


場所は変わって南京の「夫子廟」

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↑中国は韓国人観光客(及び在住朝鮮人)も多いため、韓国語併記も多い。
そして、突っ込みどころは「老街(old street)」の訳が「老いた通り」


で、南京大虐殺記念館は他の場所より気合入った表記です。

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↑中国語を除き10ヶ国語表記

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↑もちろん銅像の説明も英語、日本語併記

同じく南京の国父「孫文」が祭られている祭堂の案内

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↑日本語訳にも難があるが、若干孫文の彫像を制作した彫刻家の名前が「ポロ?ロトシキ」になっている。
街の案内なら許せるが国家に関係する施設の案内としては…というのが感想


南京の城壁の案内標識

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↑ご丁寧に繁体字表記も併記。が、日本語訳が「段階注意」になっている。
まぁ気にするのは私くらいかもしれない



南京から南下して安徽省の黄山

山中の案内地図

DSC00992.jpg

↑英語表記のみ


山中のホテル近くにあるスーパーの看板(案内標識じゃないけど)

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↑「白い雲はスーパーマーケットを自由に選択します」突っ込みどころが多すぎて…


安徽省の古鎮エリア

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↑「素晴らしい景色であっても、安全が大事だ」
写真撮ってて周りが見えなくなる人間にとってはちょっと印象的な訳だった。
でも、上の人はスケートしてるようにしか見えないのは私だけですか、そうですか



同じ古鎮エリアの案内

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↑企画した自治体の役人がちょっと変わった人だったのか、変な蜂のキャラクターが案内してくれる
日本語訳はばっちり。(でも、この蜂、絶対クスリやってると思う。)


湖南省の張家界の案内

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↑英語併記のみ「猿に餌をやらないで下さい」と書いてありますが、餌をやるまでもなく10匹の猿に囲まれてお菓子を奪われたのはいい思い出。もっと手前につくっとけ!!(泣 

【番外編】雲南省の昆明 翠湖公園の落書き

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↑「バカか?」ではなく「バか?」と書いちゃってます。
落書きまで間違えなくても…


同じく昆明 西山

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↑雲南省という土地柄、ベトナム人・タイ人観光客が多数。そのため日本語に加えてタイ語併記

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↑こっちの方がわかりやすいかも


北上して雲南省の大理

大理博物館を指す案内標識

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↑普通に英語併記ですね~   ん? ん?? ん???

↓                ↓               ↓               ↓

もしかして


↑あ、そういうことか


しかし…

ここまでの表記間違いなんて「カワイイ」と思えてしまう観光地があったのです。

その観光地は中国人が大好き(かつ今のところ、私が中国で一番嫌い)な観光地

「麗江古城」

日本人観光客も結構訪れる観光地ですから、案内には日本語併記です♪
日本語の案内があれば安心ですし、理解も進みますよね♪
早速見てみましょう♪

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↑( ゚д゚ ) 外出食事が文明を注意?

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↑( ゚д゚ )( ゚д゚ )こっちが理性を失いそうです

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↑( ゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚д゚ )結局どういう意味だってばよ?

という破壊力抜群の日本語案内がこの麗江古城には散りばめられておりました。
恐らく併記されてる英語、仏語もかなり怪しいものと思われます。

「中国人なら誰でも知ってる観光地がこれでいいのか、中国人!」と私は声を大にして言いたい。

そしてこれから中国語表記を増やすであろう日本の地方自治体職員にも声を大にして言いたい。

「どうか、機械翻訳に頼らないで下さい!」 と。


【まとめ】
・日本人が行く主要観光地であれば、大都市部に限らず簡単だが日本語併記はあるといえばある。
・だが翻訳間違いがかなり多い。
・というか明らかに機械翻訳をそのまま使ってるものも多数。
・日本人は漢字を読んで何となく分かるので日本語訳いらない気もしてくるくらい。
・逆に公共交通機関(特にバス)は日本語はもちろん英語表記すらない。
・英語圏の人間に聴くと英語の訳も相当ヤバイらしい。

と、こんな感じです。
最初に書いたように「ネタになる案内標識」を中心に掲載してますが、良いのか悪いのかそいつに出会う確率が結構高いわけで…。

曲がりなりにも日本語表記が結構な量ある背景には、今の日本と同じように「観光客誘致の為」といった事情が勿論あると思います。(質はともかく)

残念ながら中国国内に日本語表記の案内標識があることについて「中国人がどう思っているか」を聴いてはいないので、実際のところは分かりませんが、日本の旗に×を付ける人がまだいることを考えると…


ツイッターの話の流れを見ていると、「観光客誘致の為には必要」という人、「そもそも英語表記をもっと増やすべき」という人、「中国語なんてこれ以上見たくない」という人など、様々な意見がありました。

まぁとはいえ、そんな議論とは無関係に、観光業界を中心とした経済界からは「ビザ免除」の声すら出ているらしいですし、親中政権の民主党政権も何かなければあと数年は続くわけで 更なる緩和とそれによる中国人観光客の増加は「避けられない」と思われます。

その流れの中で、「彼らにいかにして金を出させるか」ということに知恵を絞るのもよし、懸念されている「不法入国増加による犯罪増加」に向けて防衛策に知恵を絞るのもよし。
良くも悪くも「中国人(観光客)」というものを理解する必要に迫られそうです。

最後にもう一度言っておきますが、各自治体や観光業に携わる皆様、中国語表記をする以上正しい翻訳でお願いいたします。中国人にこんな記事書かれたくないでしょうw



【おまけ】
ここからはテーマから若干それた為に使えなかった、おまけ写真のコーナーです。適当に見てね。

内陸都市の旅行代理店の値段表

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↑価格帯は完全に富裕層向けです。上から5、6つ目にある、日本ツアーは人気の北海道を入れると、6日間で15万円弱。


敦煌の莫高窟にて撮影

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↑どこかで見たことのある日本人が1000万円寄付したらしいですが、日本語表記はなし。

ピーポくん?
ピーポくん? posted by (C)atw01

↑成都北駅近くの子供用服の看板。なんか見たことあるな…と思ったら

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↑こいつでした…


最後に台湾編 ※除外した理由はご想像にお任せします

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↑台北駅近くのユースホステルにて。今回の旅で一番初めに撮った写真がこれですw
日本語も英語も韓国語も、繁体字のハズなのに簡体字使ってるところとか全部間違ってます。


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↑台北のとあるレストランにてここまでやられると逆に引くわw 「テークーアウト」に笑った覚えがある




あんまりこんな記事ばっかり書いてると、各方面から怒られそう…
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