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さて、話を戻そう。

彼女はニュージーランド人(とオーストラリア人)は旅をする民族だと言っていた。

確かに東南アジアでも多くのニュージーランド人、オーストラリア人に出会ったが
英語の教師などをしてある程度お金がたまったら次の国(エリア)に行くという行動も非常に多い。

人によって意見は違うだろうが、彼女曰く「我々は元々イギリス人だが、生まれた場所はニュージーランドやオーストラリアだ。そういった背景を持った人間にとっては、アイデンティティについて考えることが当たり前であるし、そのために旅をすることは当たり前」ということらしい。
ラオス辺りでは南アフリカ系のイギリス人も良く見かけたし、個人としては何となく納得できる話ではある。

ちなみに日本と同じで島国(大きさは違うが)であることも旅に繋がる理由であると別のオーストラリア人は言っていたが。

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↑再度彼女の写真を載せておこう。


彼女も言っていたが、彼らの大きな強みは英語が母国語だということだろう。(訛りもあるがw)
南米などを除けば英語が通じるエリアは多いし、英語の教師の口も学習者の多さから言えば、他言語に比べれば多いといえる。

どうでもいい話だが、昔、英会話スクールに通っていた頃にいわゆる「英語を教えて旅費を稼ぐ豪州人」と沢山出会ったが、まともな人の確率の方が低かった気がする。日本語なんか全く興味なしの教育レベルの低い人に当たったりすると最悪だった覚えがある。
なんというかネイティブと話すだけのために高い金払うってのも、今考えると途方もなくアホらしい話だ。

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↑彼女と出会ったユースホステルの共有スペースで撮影
ま、中国は分煙できているところはまだ少ないみたいですが。



話はまた別の方向へ転じて、日本女性についての話に。

南京大虐殺の話から始まって、長いこと彼女と難しい話をしていたため
私が「日本人女性と話をしたとして、こういった政治的要素も入った議論をできる機会は多くない気がする」と呟くと

彼女は「それはしょうがない面もあり、女性自身を責めるよりは社会構造に問題があると思う」と返してきた。

2年近く日本の大学で教えている彼女に言わせると「多くの日本の女性には主婦になるためのレールが用意されている」と分析していて、苦労して大学院まで出た女性でも、企業に入るとオフィスレディとしてしか扱ってもらえないケースも多い現状にも言及していた。

そういう状況が「女性が社会について深く考える機会を奪っている」のではないか?ということらしい。


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↑彼女がくれたクッキーと宿にいた犬。超食いしん坊


その上で、日本が現在進行形で労働力の減少に悩まされていることから考えても、既婚の女性の多くががいつまでも主婦だけをしている状況は続けるべきではないという意見も述べていた。

そこから更に日本の今後とるべき選択肢として

・女性と男性が同じ仕事をする(そのための社会的環境を整える)
・移民を受け入れる

の二者択一しかないというのが彼女の意見だった。
日本人の間でもよく言われる意見ではあるが、全く実現していないために、改めて外国人から言われると恥ずかしい話ではある。

こうして彼女の意見をきいていて、改めて彼女に対して尊敬の念を抱いた。

在住二年弱の間に日本について多くのことを知り、それに対して自分の意見を持っている。
当たり前のように思うかもしれないが、世の中に対して興味を持ち、「考える」という作業をしなければきちんとして意見というものは持てないものだ。

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↑南京でも日本の漫画・アニメは人気だ。いたるところで見る。



南京虐殺記念館に絡めて一つ付け加えていたいて、非常に印象的だった言葉がある。

「見方を変えれば、全ての人が被害者になり加害者になりうる」
ということを何度も言っていた。

面白い例として彼女があげていたのは、沖縄の資料館(恐らく沖縄県立平和祈念資料館のことと思われる)が、
通常こういった資料館は一方に悪を据えて、もう一方に善を据えるのが普通だがこの資料館は 

「沖縄は日本からもアメリカからも(ついで言えば中国にも)被害を受けている」

というスタンスで展示を展開しているということらしい。日本という枠から抜け出した形で論理を展開している点は客観的に見れば確かにユニークであるし、日本人からみて考えさせられる表現の仕方だと思う。
沖縄に行った際には必ず行きたいと思っている。


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↑彼女と一緒に食べた朝食。肉汁タップリだった。


そして最後に

○○に入るであろう夢のためにこれから具体的にどう行動していくか
ということをきかれた。恥ずかしいことに旅を続けること以上のことを答えられなかった。

そこから彼女に貰ったアドバイスは

○自分を売り込む材料として一年以上の旅の経験と写真は使えるにしても、加えて一年以上の業界での経験が必要であるということ。
○海外メディアであればもちろん英文の必要があるが、目の前で出来ることは日本語でライティング作業をして旅行雑誌等に投稿などを含めて売り込むこと。

目標を決めて、そこに対して実現可能な段階からステップを踏む形で計画を立てる。当たり前のことだができていなかった思考を与えてくれた。

加えて今後の旅の仕方に関して、カウチサーフィング(http://www.couchsurfing.org/?user_language=ja)を薦められた。
まだ利用するところまで足を踏み入れられていないが、なるべく早い段階で一回利用してみたいと思う。
その土地の人間と話を出来るというのは旅をする上でとても大事な体験だと思うし、それを実現できるサービスであるということも彼女は言っていた。


数時間掛けて彼女と色んな話をして、貴重な意見やアドバイスを沢山もらった。
ただ一人で考えているだけでは得られなかった発想もいくつか生まれた。

こうした知的な人間との出会いがあるから旅はやめられない。

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