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総督府を出た後も、近場のスターバックスに場所を移し、話は続いた。
とりあえず記念館の話は終わって、より広い分野の話を日本人と欧州人としてお互いの角度から話をした。


かつて、この総督府の場所を拠点にしていた太平天国の話をきっかけとして、キリスト教とイスラム教の話とかアイデンティティの話とか、少数民族の話、将来の話、旅の話など。

ただし、上記のキーワードを元に話が色々なところに飛んでいくので、記事としてうまくまとまっているかは、正直自信がない。ある程度行間を読みながら読んでほしい。

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↑話の発端になったのはこれ


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↑別の場所だが、洪秀全の像

ここにくるまでに勉強していたらしく、太平天国の乱がキリスト教と密接な関係があったことは知っていた。
むしろ、こちらのほうが知識が足りていなくて恥をかいたくらいだ。

話がちょうどキリスト教に関することになり、彼女が日本に来る前はフランスに在住していたこともあって、フランス人やフランス在住者にはよくする質問
「日本では中華系、朝鮮系のとの軋轢があるが、近年、フランスでは移民系の住民、特にムスリム系移民とのあつれきが大きな問題になっていると聞いているが、解決していく方向にあるのか?」という質問を彼女にしてみた。

答えはそれまでのフランス人と同じで、「より難しくなっているし、これからもなっていく」とのことだったが、その理由について彼女が言うには
「コーランに『順境せよ』といった意味の事がと書いてある以上、ムスリムが譲歩するとは思えない」とのことだった。
この意見についてはノーコメントだが、お互いの寛容さに基づいた譲歩と交流がなければ、確かに状況は好転しないだろう事は確かだ。

この質問はフランスもしくは、イスラム教国に行った際には逆の立場から聴いてみたいと思う。シビアな話なので細心の注意が必要だが。


DSC09639.jpg



↑願わくば これからの足取りが平和に続くものであることを祈りたい
写真は南京大虐殺記念館で買われている「白い鳩」の足跡


続けてこちらからした、「ヨーロッパ人は常にそういった民族的軋轢について考える必要性に迫られているのか」という質問に対してはその回答に代えて、日本人においてもその必要性は同じであり、それが在日問題や、少数民族の話でいえばアイヌと琉球の問題など、日本では「日本は単一民族」という思考が支配的だが、それは問題から目を背けているだけに過ぎないとの指摘を頂いた。

個人的な意見でしかないが、日本人という民族はこういった問題に対して、直視をしたがらない民族であり、議論自体を封じ込めてきたことは反省すべきことであることは伝えた。

追い出すにしろ、受け入れるにしろ、そもそもの議論を放棄(在日の問題に関しては封印とも言えるかもしれないが)していることは恥ずべきことであると思うし、未来に禍根を残すことになるだろう。

また、個人的にラオスでのモン族以来、自分が将来的に取材したい対象として「少数民族」を考えはじめていたが、アイヌや琉球民族について彼女から言われたときに、やっと自国の中にも少数民族がいることを思い出したし、そういう自分を恥じた。


こうして民族というものに関して考えると自然と行き着くのが「アイデンティティ」というものへの問いだ。
多くの軋轢はこのアイデンティティを守ろうとする姿勢からくる。

そして、日本国内の民族問題と絡めて、「日本人はアイデンティティに関して強く意識することはないのか」という問いをもらった。

この問いに関しては答えに困ったが、前述のように問題を直視しないことを考えても、恐らく頻度としては決して多くないのではないだろうか。いや、我々の世代はその必要に迫られる時代が来ているということを無意識に感じているようにも思えるが。

DSC09611.jpg



↑変な話「漫画」というものは日本のアイデンティティの大きな構成物かもしれないw
というか南京大虐殺記念館の特別展で 日本の漫画家が迎えた終戦日というモノがあって、そこで↑展示されていたので掲載したかっただけですw 漫画の選択の基準がまったくよくわかりません><



彼女はニュージーランド人だ。
本国から離れた土地に生まれた英国人という特異性もあって、彼らの多くは自己のアイデンティティの確立(もしくは確認)に対して様々な作業しなければならないという。常にアイデンティティに対する問いをする必要があると。

彼女自身は言わなかったが、その作業の中の大きなひとつが「旅」であるともいえるのではないかと思った。

東南アジアでも多くのニュージーランド人、オーストラリア人と会ってきたし、日本でも結構な数が滞在している。その理由は何なんだろうとずっと疑問に思っていたが、その疑問がひとつ解けた瞬間だった。(もちろん、英語教師などで各地で収入が得やすいという側面は大きいとは思うが)

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↑かつて孫文や戦前の日本人が唱えたように「アジア」というものにアイデンティティを求める時代が来るかもしれない
写真は中華民国の拠点があった総督府で撮影


さらに彼女と少数民族についても話をしたので次の記事で書きたいと思う。
つづきますw

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